こんにちは☀️
突然ですが、私たちは人生の中で色々な判断をしていかないといけないですよね。
例えば、学生さんなら進路を決めることや部活動を選ぶことや、就職先を決めることも判断だと思います。
社会人になっても、転職や生涯のパートナーを決めることも判断の一つだと思います。
皆さんは、このような判断を迷いなくできますか?
「もし、あの時違う判断をしておけば・・・」「本当に自分にとって最良の判断なのだろうか・・・」
そんな悩みを感じながら人生を歩んでいくのだと思います。
今回は、最良の選択とは何かあの有名な寓話「星の王子様」から学んでいこうと思います。
星の王子様ってよく聞くけど、内容ってあんまり知らないよね。
今日は、あらすじから簡単に紹介するよ。
星の王子さまとは
フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。寓話。
寓話:擬人化した動物などを主人公に、教訓や風刺を織りこんだ物語。
つまり、教訓を盛り込んだ物語なんですね。
あらすじ
主人公である操縦士の「ぼく」はサハラ砂漠に不時着します。
飛行機の修理をしていると、1人の少年と出会います。
この少年こそ、「星の王子さま」です。
その王子さまは、地球の外側にある星からやってきたと言います。
その星は一軒家よりも少し大きいくらいの大きさしかなく、1本のバラと一緒に生活していたと言います。
そのバラと喧嘩をして、星を飛び出して地球に来たのだと。
王子さまは、地球に来るまでに6つの星を旅してきました。
- 1つ目の星には王様がいました。
- 2つ目の星には大物気取りがいました。
- 3つ目の星には酒浸りの男がいました。
- 4つ目の星には実業家がいました。
- 5つ目の星には点灯人がいました。
- 6つ目の星には地理学者がいました。
どの星の住民も聞いたら呆れ笑ってしまうような変人で、実際に居たら仲良くなれないなと思う変人たちでした。
王子さまは言います。
地球には、
111人の王様と
7000人の地理学者、90万人の実業家に
750人の酔っ払い、3億1100万人の大物気取り、
46万2511人の点灯人がいるね、と。
また、王子さまは地球で沢山の薔薇と出逢います。
そのバラを見て、王子さまは
「特別だと思っていた僕のバラがただの有り触れたバラだったなんて…」
とショックを受けます。
そこにキツネが登場して、ショックを受けている王子さまに言います。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない。君がバラをかけがえのないものにしたのは、きみがバラのために費やした時間だったんだ」と。
キツネは、「本当に大切なものものは目には見えない」とも教えてくれました。
ここで、修理をしていた飛行船が直ります。
それを王子さまに伝えに行くと、王子さまはヘビと話していました。
別れを悲しむ「ぼく」に王子は「自分は自分の星に帰るのだから、きみは夜空を見上げて、その星のどれかの上で、自分が笑っていると想像すれば良い。
そうすれば、君は星、全部が笑っているように見えるはずだから」と語ります。
王子はそこでヘビに倒れ砂漠に倒れました。
そして翌日王子の姿はありませんでした。
夜空を見上げると王子が笑っている気がしました。
でも、悲しい気持ちで見るとなんだか泣いている気もした。
私が思う最良の選択
今回、着目した点としては、「大切で特別な存在だと思っていた唯一のバラが、実はたくさんあってショックを受ける」という点です。
しかし、そのバラを大切で特別な存在にしたのは、費やした時間でした。
私はこの作品を読んで「生涯のパートナー」を決める過程を真っ先に思いつきました。
この世の中に70億人もの人がいる中で、たった一人の「生涯のパートナー」を決めなければなりません。
目の前の付き合っている人が本当に運命の人なのか悩む・・・。
そうではないのです、きっと。
目の前の決めた相手に、ゆっくり時間をかけて大切に接する。
そうやって、時間をかけて大切に大切にしていくことで運命の人になっていくんじゃないかなって思います。
これは、「生涯のパートナー」を決めることだけではないと思います。
例えば、仕事・・・。
頑張って仕事を遂げていくことで、天職になっていくのではないでしょうか。
まとめ
自分が決めた道が最良かどうか、自信をもって言える人はいないと思います。
今、自分の道が最良かどうかは誰にもわかりません。
決めた道に向かって、ちゃんと向き合って、進んでいくーーー
その繰り返しによって、何年後か何十年後かにきっと運命の出会いだったと
笑顔で言える日が来るのではないでしょうか。
今は不安が大きくても、この一瞬一瞬を大切に向き合って頑張っていきましょう!
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